空きスペースの有効な使い方。

こんにちは!

黒木です。

 

近年、シェアハウスやシェアカーなど特定の人に貸すのではなく、複数や不特定多数の人に貸すという

サービスが増えてきていますね。

単純に【貸主】と【借主】という形態ではなくなっているということ。

そんな考え方の先駆けとして今も普及し続けているもののひとつで【コインパーキング】というのがありますよね。

従来は「月極め」という形で【貸主と特定の借主】という関係だったのですが、コインパーキングの誕生に

よって、【貸主と不特定多数の借主】という関係ができあがりました。

これらが普及した背景には、路上駐車取り締まりの強化や車を所有する人の減少により月極め駐車場の

需要が減ったことなどが考えられます。

 

コインパーキングにすると・・・

 

月極め駐車場をコインパーキングにするといくつかのメリットがあります。

多くの場合、コインパーキングを運営する会社が駐車場を借り上げします。

つまり【空室リスク】というものがなくなりますので常に安定した収入が見込めます。

そして運営はコインパーキング運営会社が行いますので手間もかかりません。

近隣にこういった場所がない場合は、近隣の方にも喜ばれますしね。

ただし、デメリットもあります。

たとえコインパーキングが大盛況であってもオーナーには賃料しか入ってきません。

月極め希望者が出てきてもコインパーキングとして貸しているところは途中で変更することができません。

他にも、全台コインパーキングであればいいのですが

多くの場合、月極めで借りている人と共存することが多いため、月極めで借りている人にとっては

不特定多数の出入りがあることをよく思わない場合があります。

これに関しては運営会社の巡回や清掃、メンテナンスにかかっていますね。

 

新たなパーキングの形態

通常、コインパーキングをする場合、少なくても3台分ぐらいからじゃないと行わないケースが多いです。

そして精算機を置くスペースも必要です。

なので調査の結果、コインパーキングとして運用できない場合があります。

 

 

そこで、近年急激に増えているコインパーキングがあります。

 

【akippa (アキッパ)】って聞いたことありますか?

これもいわゆるコインパーキングと同じ駐車場の時間貸しを行っている会社です。

では、他のコインパーキングと何が違うのか。

 

精算機がいりません。

精算機だけでなくその他の機械もいりません。

看板も不要。

場所は1台でもOK。

流行ればオーナーも得をします。

流行らなければ収入は減ります。

月極め希望者がいればそちらへ貸すこともできます。

 

つまり、【原則は月極め駐車場】であり、使用者がいない間、時間貸しをするというシステムです。

これのすごいところは月極め駐車場じゃなくてもいいということです。

例えば、自宅の駐車場。

車にのらなくなり手放したので駐車場があいている。

そんな場所でも貸すことができます。

また、貸す時間や貸す日にちを指定することも可能です。

 

ちなみに借りる側はというと、事前に会員登録をし、利用するときは止めたい場所をネットであらかじめ予約する

ので「近くまできたら満車だった」なんてこともなく、確実にとめることができます。

現在はこの会員数も100万人を超えたそうです。

 

コインパーキングとどっちがいいの?

正直いいますと、コインパーキングのほうが収入は安定します。

しかしコインパーキングの場合、立地条件などが重要視されますので

進入路が狭かったり、目立たない場所、駐車スペースが狭いなどといった場合は運営できません。

先ほどご紹介したような時間貸しの場合は、場所を選びません。

借り手は場所と日にち、時間を予約してくるので、目立つ必要もありません。

なので、

「月極め駐車場なんだけど、借り手が見つかるまで空けておくぐらいなら・・・」

という場合に少しでも空いている区画で収入を得る有効な活用方法ということです。

 

弊社お取引のオーナー様でもご利用されているところがあるのですが

4台中2台を月極めで貸しており、2台が空いています。

このシステムを利用して、毎月1台分相当の時間貸し収入を得ていますので、ただ空けていた時に比べると

大きな収入ではないでしょうか。

 

 

空いているスペースを有効に使う方法。

またご紹介させていただきます。