満室になったら、何かしてますか?

こんにちわ。

黒木です。

 

2月、3月の繁忙期を終え、満室になりましたか??

 

賃貸物件は飽和状態ですので空室が残ってしまったところもあると思います。

 

空室物件に関してはどうすれば決まるかを、今悩んでいるところですよね。

 

・家賃を下げるのか。

・思い切ったリフォームをしてみるのか。

・なにかキャンペーンを打ち出すのか。

 

など空室対策を色々思案されていると思います。

 

ですが今回、お伝えしたいことは

 

「空室の物件」ではなく

 

満室になった物件も空室対策をすることがあるということです。

 

空室がでると、皆、どうすれば決まるかを考えるのですが

 

満室の時って案外何もしてないことが多いですよね?

 

しかし、満室だからこそしておくべきこともあるんです。

 

満室のときにする理由 その1

 

 

空室が出たときは室内のリフォームや設備の導入を考えたりと、その部屋を決めるため、満室に

 

するための動きをします。

 

では満室のときはというと・・・。

 

 

建物設備の新規導入や修繕、共用部の機械洗浄や各部屋の排水管洗浄など入居者

 

さんの満足度を向上させ、退去者を出さないための動きをすることが

 

要となります。

 

 

退去事由として「転勤や卒業、結婚や出産」など生活環境の変化によるものは防ぎようがありませんが

 

「マンションが汚い、不審者をみかける、欲しい設備が無い」など物件に対する不満での退去というのは

 

防げるものがほとんであり、それを行わないことは空室対策とは言えません。

 

これらを行っておくことにより、実際に空室が出たときにもそれらは全て付加価値となり

 

契約のスピードを早めることになります。

 

満室のときにする理由 その2

 

それはコストの問題です。

例えば、建物設備の新規導入で防犯カメラをつけるとしましょう。

 

機械代や工事費などで30万円の費用がかかりました。

 

満室時の家賃収入は60万円です。

 

しかし、今は空室があるため家賃収入は36万円です。

 

 

いつやりますか??

 

というか

 

いつならやろうと思えますか?

 

ということです。

 

工事代を支払ってもしっかりと手残りがあるときにやりたいですよね。

 

満室のときにする理由 その3

 

「インターネット無料」を条件に、物件を探して契約した人にとって「インターネット無料」は

 

当たり前です。

 

しかし、それを条件にせずに契約した物件が、入居中にインターネット無料になったらどうでしょう。

 

めちゃめちゃ嬉しいですよね。

 

この入居してる間に「嬉しいこと」を増やす事で、意識的に又は無意識にここに住み続けたいと思っ

 

てもらうことが大事なんです。

 

その「嬉しいこと」は設備の導入や建物の修繕ももちろんですが、

 

 

例えば、バーベキューイベントを開催するなどして、家主さんや入居

 

者さん同士が交流できるような場をつくることもひとつの

 

方法ではないでしょうか。

 

 

「空室のときにすること」「満室だからこそすること」をしっかりと行うことで

 

安定した賃貸経営ができるといえるのではないでしょうか。